成人の日

2003年1月13日
今日は成人の日である。
個人的には高校サッカーの決勝に注目。
国見対市立船橋という強豪同士の対決になった。


高校野球を見ていても思うのだが
一発勝負のトーナメントはやはり面白い。
ラグビーの大学選手権もしかりである。


負けたらそこで終わりというのは
確かに厳しい世界の話。
勝てれば良いが、負けたらそれまでの努力・
苦労は報われない。
だからといって、無駄になるという事はない。
そこまで頑張ってきた過程というのは
必ず後で生きてくるはずだから。


一発勝負だからこそのドラマがそこにはあるのだろう。
人を惹きつけてやまないのは
そこで一生懸命戦っている姿に感動があるから。
青春とはよく言ったもので
命が輝いているというのは
このことをいうのかもしれない。


いつの間にかであるが
自分より年下の人間がそういう舞台で
懸命に戦う姿を見るようになった気がする。


4月からは社会人になる予定だから
来年からは箱根駅伝もそうなることとなる。
なんだか少し寂しい気持ちもしないでもない。


そして、今日は成人の日。
うちの地区では、ノーベル賞をとった
あの人が演説をしているという。


テレビで見ている限りは
今年は特に問題になるような騒動は
起きていない様だった。


僕らが成人した年は
ちょうど21世紀を迎えて初めての年。
今よりも、成人式での振る舞いが
あちらこちらで問題とされた頃だった。


高校を卒業して
既に社会で働いている人に比べれば
大学にいる自分はまだまだ成人とは
呼べたものじゃないと
自分では思っていた。


世の中に希望というものが
見えなくなって
景気が悪い今現在では
大人たちだってどうにも
下を向いて元気がないような気がしていた。


先の事はわからない。
今だってそれは同じ。
自分の将来がどうなっていくのかは
不安だらけであるのは当然かもしれない。


ただ一つ。
言える事があるとするのであれば
自分の気持ちに正直でありたい。
ただそれだけ。


後悔することだって
失敗することだって
あるかもしれない。
いや、絶対にあるだろう。


だからこそ、
自分にだけはウソをつかないで
生きていたい。


僕は
あの頃夢見た人間に
近づいているのだろうか。

少しは自分が誇れるような
人間へと成長できているのだろうか。

禅問答みたいに
繰り返したって
答えなんかどこにもない。


だから、もがき続けていくのだろう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索